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日々の中で感じたこと、興味持ったこと、あれこれ


by arumi_white
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十字架を抱いて 逝く

7/23の事

大叔父  逝く。



弟は婚約もし、家督(孫への期待その他)もそちらに継がれるので
長男から長男(仮)に名称変更されているはず。
勝手に生きているから お気になさらずに、と両親にも言っており、
何かあった時は連絡がくるシステムな親子間。


大叔父の葬儀へ参列してくれと、郁姉さんと母と三人で。
福岡の方は おじいの入院で身動きがとれない。

一度もお会いすることのなかった大叔父。
その死の悲しみを堪えている方々の姿を見てちょっと涙ぐみそうになった。
俺がその場で泣いているのも変っぽいけど。



なぜかクリスチャンの多い親族。
「聖書の話なんて 興味ない」という九州な大叔父も最期は
イエスの祝福を求めていたクリスチャンな妻のために

Amen と言ってあげたそうだ。

妻としては悲しみでいっぱいだが、人間としては 喜びに満ち溢れた と
大叔母の言葉には感じ入るものがあった。


友人、知人の死がちらつくと、またはその死が伝えられると
そこには 怖さ、不条理に対する怒り を抱かずにはいられない。

老人達の死には 悲しさ・怖さもある。
危篤になると 落ちるし、持ち直すと ほっとするし。
それだけでなく、感情だけではなく終着までの過程をみつめる理性がある。
死を受け入れる覚悟がある。


安らかな大叔父の死に顔をみて、花を供え、いろいろ考えさせられた。



おじいの時、人前で泣くつもりもないが 多分無理。自信なし。


やるせない気分をもてあましたので、夜勤明けで徹夜のまま葬儀に
参列したにもかかわらず、そのままフットサル・飲み会に参加し
帰宅後 午後にやる予定だった仕事も終わらせる。





この日一番のショックは、葬儀のために愛知から来ていた母親に見せられたシャメ。
・・・弟よ、俺よりも老けたな。弟の苦労が忍ばれる。
by arumi_white | 2006-07-23 22:44 | 日々